冬でも条件を守れば塗装ができる!
- 2021.11.10
外壁塗装を行うには、気候による条件があります。1つは気温による条件、もう1つは湿度による条件です。これは、塗料の乾燥・硬化に関係してくるものであるため、この条件を守らないで施工をすると、不良施工となってしまいますので注意が必要です。
では、塗装が出来ない気候条件とはどのようなものなのか、具体的に見てみましょう。
①気温が5℃以下の時
②湿度が85%以上の時
③降雨、降雪、結露が起きている時または予想される時
気温が5℃以下では、塗料が乾燥・硬化しにくくなってしまいます。そのような環境で、通常と同じ様にメーカーの定めた乾燥時間を経過したまま次の工程へ進んでしまうと、硬化不良のため塗膜が形成されても脆弱になってしまいます。湿度が85%以上の時も同様で、空気中の水分が多いと塗料の乾燥が遅くなってしまいます。
また、天候が雨や雪などの場合も、塗料自体が流れ落ちてしまうため、塗装を行うことは出来ません。
ただし、メーカーや塗料の種類によっても違うことはありますので、商品カタログの注意点を確認するようにしましょう。
以上のことから、条件はありますが冬でも外壁塗装を行うことは可能です。